
渋谷毅さんという音楽家を知ったのは、けっこう前のはずなのだが、その凄さに気が付いたのは、近年。よくも長年、私が気づくまで続けてくださったことに、最近はとてもとても感謝している。
高齢だからスゴイのではない。こんな自由な活きた素晴らしい音楽を提供し続けてくださることは尊敬に値し、自然に頭が下がり、下げた私の表情はにやにやしっぱなしである。
この日、RAGのライブでも、大御所をまとめあげ、ベテランが(インストなのに)大絶唱している。いま思い出しただけでも震える。
素敵な人たちを支えたい。だからキチンとCDは買う。
なかなか買えない渋オケのCDだが、「これ、お得よ」と言われた2枚組に加え、この日、会場に見えた山内詩子さんと渋谷毅さんの新作をつい買ってしまった。これがまたイイ!
話は戻るが、渋オケのすごいところは、サックスの数だけではなく、気の利いたギター、そしてこの集団を活かすドラム。さらに支えるベース。これらが渋谷さんの掌でワーワーやってる図。
たまったもんじゃない。大好物。
「来年はどうなるかわかったもんじゃない」と笑ってずに、春一なき来年以降も、ぜひぜひご来阪を。いや、もちろんこうやって満喫しに京都でも行きますから、なんとしてでも渋オケで関西圏へ(広くなったw)。
